小豆島北部のほぼ中央、香川県道26号土庄福田線沿いにある「道の駅大阪城残石記念公園」は、約400年前、戦国時代の終わりに落城した大阪城拡張・修築工事の際、石垣石の産出を行った場所に、40個の残石を保存・活用を図るために整備された道の駅です。

自由に触れる文化財

敷地内にある40個の大きな石は「大坂城残石」と呼ばれ、落城した大坂城を修築する際に切り出され、使われることなく積み残されたと伝えられています。また、左から2個目と4個目の石の上辺に矢穴があるのが特徴。見張りがいない文化財は、自由に触ることが可能です。

小豆島の石工の技術や歴史が詳しくわかる展示施設

石文化を伝える展示施設では、江戸時代の貴重な石の加工や運搬に使われたマメヤ、シメヤ、ハラシヤなど各種の「たがね」という道具、古文書を展示。また、火薬を詰めるためのノミを見学することもでき、小豆島の石工の技術や歴史を詳しく知ることができます。

道の駅 大坂城残石記念公園の基本情報

2015年6月12日 公開

住所 〒761-4144
小豆郡土庄町小海甲909-1

アクセス 土庄港より小豆島バス福田行26分、小海公園前より徒歩すぐ

営業時間 売店および資料館:9:00〜17:00(入館は16:30まで)

お問い合わせ0879-65-2865(道の駅大坂城残石記念公園管理事務室)

その他無料駐車場あり

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