かつて南北朝時代に、南朝方の武将・須佐美元安入道成椿が、標高110メートルの山頂に居城を築きました。このことから「城山」と呼ばれるようになったと伝えられるこの場所にあるのが、城山公園です。昭和初期から中期にかけて賑わっていたと感じられる建物も残っており、また桜の名所としても有名。名作「二十四の瞳」中で描かれる、桜の木の下で電車ごっこをして遊ぶシーンが撮影された場所としても知られる人気スポットです。

海と桜を同時に楽しめるのは城山公園ならでは

公園内には桜が100本前後植えられており、本数としては多くありませんが、城山頂上から眼下に広がる青い瀬戸内海と桜のコラボレーションは見事です。この海と桜を同時に楽しめるのが、城山公園ならではの魅力。名作「二十四の瞳」の撮影場所に選ばれたのも納得できますね。

山頂の展望台「桜花亭」から見る絶景

公園内にある展望台「桜花亭」から見渡す池田地域と池田湾は、多くの人が讃える絶景です。公園自体はそれほど広いわけでもなく、遊具などもありませんが、小豆島の優美な自然を満喫できるスポットです。

城山公園の基本情報

2015年4月24日 公開

住所 小豆郡小豆島町池田

アクセス 小豆島池田港から南に車で5分「池田の桟敷」から徒歩10分

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