「星ヶ城跡」は、小豆島の最高峰、標高817mの星ヶ城山につくられた山城の遺跡です。星ヶ城山は東峰と西峰があり、東峰には狼煙台とされる窪地や石組みの井戸、舟形と呼ばれる遺構が残っており、西峰には土壇、鍛冶場跡、ため池跡などが残っています。

星ヶ城の城主・佐々木信胤

「星ヶ城」がいつ建てられたか、その築城年代は定かではありませんが、南北朝時代に備前児島の豪族・佐々木信胤が戦時の城として築いたといわれています。佐々木信胤は足利尊氏の重臣・高師秋とお才の局を巡って対立し、小豆島へ渡って挙兵しました。この二人の恋物語は、中山農村歌舞伎「小豆島」として現在も語り継がれています。

星ヶ城跡へのルート

星ヶ城跡への登り口は二つのルートがあります。一つは寒霞渓のロープウエイ山頂駅から三笠山を経由する遊歩道、もう一つが小豆島ブルーラインからのびている遊歩道です。東峰、西峰を巡る自然探索路1.5kmは1時間30分程で一周でき、星ヶ山山頂から望む景色は壮大です。

遺跡を散策しよう!

星ヶ城には空堀跡や土壇、井戸跡や鍛冶場跡などさまざまな遺跡が残っており、遊歩道を行きながら城の名残を散策することができます。要所要所に説明が書かれた立て看板が設置され、遺跡について詳しく知ることができます。

星ヶ城跡の基本情報

2015年2月23日 公開

住所 香川県小豆郡小豆島町大字安田字嶮岨山乙586-4

営業時間 9:00〜17:00
8:30〜17:00(11月)
定休日/なし

お問い合わせTEL:0879-82-2455
FAX:0879-82-1824

その他香川県指定史跡

  • ※掲載されている内容(文字、画像、写真、記事、文章、イラスト)に関する権利は、全て弊社または著作者に帰属します。掲載されている内容の商用および営業目的での使用は禁止いたします。その他免責事項についてはこちらをご確認ください。
  • ※掲載情報の誤りや変更依頼がございましたら、お手数ですがこちらよりご連絡ください。