小豆島五社八幡の一つ、葺田(福田)八幡神社の参道わきにあるホルトノキ。島内に見られる随一の古樹で、樹齢100年以上と推測されています。ホルトノキの実はオリーブの実にそっくりで、「エレキテル」で有名な江戸時代の学者、平賀源内がポルトガル油(オリーブ油)のとれる木と間違ったことから、ホルトノキと呼ばれるようになったといいます。ホルトノキは本州(千葉県以西)、四国、九州に分布する暖地性常緑樹でモガシやズクノキとも呼ばれています。モガシというのは薩摩での呼称で、秋に紅葉した葉と緑の葉が混合している様子を紋様に見立てて、「模様がし」「紋がし」と呼んでいたのが、モガシとなったそうです。
福田のホルトノキ(モガシ)の基本情報
2015年2月20日 公開
住所
〒761-4402
香川県小豆郡小豆島町福田甲1199-4
アクセス 福田港より徒歩約5分
お問い合わせ福田八幡神社
TEL:0879-84-2065
その他内海町指定文化財(天然記念物)
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