明治13年(1880年)創業の「金両醤油」は、伝統的な製法を守った醤油づくりを行っています。国産原料にこだわり、創業当時から使い続けている杉桶で2〜3年かけて「もろみ」を天然熟成させていきます。代々受け継がれてきた昔ながらの製法で、長い年月と手間ひまをかけることで、まろやかで旨みがたっぷり詰まったお醤油が出来上がるのです。
「金両醤油」のルーツは廻船問屋
「金両醤油」は、明治13年に廻船問屋を営んでいた藤井家当主11代目藤井吉蔵(金両醤油初代)が醤油業を始めたことからスタートします。2代目は製造だけではなく販売にも力を入れ、大阪難波で醤油の直売所を開き、3代目はもろみを追究し、4代目は人気No.1商品の「だし醤油」を生み出しました。
5代目女性当主は食のマイスター
5代目当主である藤井寿美子社長は、栄養士、ジュニア野菜ソムリエ、調味料ジュニアマイスターという資格も持つ、食のスペシャリスト。代々続く「金両醤油」の社長として歴史の味を大切にしながら、食のマイスターそして主婦という立場から、お醤油を使った新しい食の提案をしてくれています。
重要文化財登録の醤油蔵
「金両醤油」の醤油蔵は有形文化財に指定されています。この蔵の梁にびっしり付着している酵母菌は、100年以上も前から蔵に住み続けており、お醤油の元となる原材料を結び付け、金両醤油という新しい命を育んでいる「母なる酵母菌」なのです。 ※醤油蔵は見学可能
金両醤油の基本情報
2017年8月25日 公開
住所
〒761-4426
香川県小豆郡小豆島町馬木甲842-1
アクセス 坂手港・草壁港から車で8分
営業時間
9:00〜17:15
(連休、夏季〜秋は時間延長)
休み年中無休
お問い合わせTel.0879-82-3333
Fax.0879-82-3399
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