小豆島には「醤の郷」と呼ばれる地域があります。小豆島は醤油の名産地として知られており、現在でも昔と変わらぬ製法で醤油が作られ続けています。そんな醤の郷には、数多くの醤油蔵や佃煮屋などが軒を連ねており、常に香ばしい醤油の香りが漂います。さて、小豆島の醤油作りは400年ほど前に始ったと言われていますが、その中でも古くから味を守り続けている伝統の醤油蔵が、ヤマヒサです。麹作りから自社で行うという、こだわりの伝統を守る醤油造りを続けており、数多くの有名料理店からも絶大な信頼を得ている有名店です。そんなヤマヒサに立ち寄るのなら、工場見学がおすすめ。本物の醤油造りをこの目で見る事ができる貴重な体験を、是非ヤマヒサで楽しんでみては?
醤油造りの全行程を見ることができる
ヤマヒサ醤油の醤油造りは、とにかく昔ながらの手抜き一切無しの製法。大量機械生産が当たり前となった今の時代、全て職人達の手によって醤油を生み出すという製法は、本当に珍しい事です。そんなヤマヒサ醤油の醤油づくりの全行程が見れる工場見学は、小豆島に行くなら絶対に見ておきたいところです。
驚きの醤油造り
ヤマヒサ醤油の工場見学で見ることができる、本物の醤油造り。殆どの方が驚くのは、何と日本の箏曲を流して醤油に聞かせているところでしょう。おなかの中に赤ちゃんがいる時、心地よい音楽を聞かせるが良いと言われていますが、ヤマヒサ醤油では、それをもろみに聞かせているんです。もろみのための子守唄というのが、とってもユニークな製法ですよね。さらに、汚れてもいい服であるのであれば、何ともろみを混ぜる工程も体験できるのだとか。普通の工場体験とは一味違う、特別な体験ができそうです。
周辺環境にも感動
ヤマヒサ醤油は、醤油作りだけに力を入れている訳ではありません。何と、工場の周辺のあちこちにオリーブを植えている風景が広がっているのです。小豆島特産でもあるオリーブ茶畑を持つという希有な醤油蔵である、ヤマヒサ。小豆島の良さを伝え残して行く姿勢こそ、長年の歴史ある醤油造りが廃れない理由なのかもしれません。
工場見学 -ヤマヒサ醤油-の基本情報
2017年8月25日 公開
住所
〒761-4411
香川県小豆郡小豆島町安田甲243
休み日祝・第2、4土曜・年末年始
料金 見学無料
お問い合わせTEL:0879-82-0442
FAX:0879-82-5177
その他所用時間:30~60分
コメント
- ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して小豆島物語は一切の責任を負いません。