とんど焼きは小正月に行われる火祭り行事です。松や竹、ウバメガシなどで組み立てた円すい形のやぐらに、正月飾りを巻きつけて火をつけて燃やすことで、無病息災、五穀豊穣などを願います。小豆島では小正月の時期に、島内の20か所におよぶ地域でとんど焼きを行います。

高さ数メートルのとんどが燃え上がる光景は圧巻!

島内の住民が松やオリーブの枝、竹などを使ってとんどを組み立てます。とんどの高さは、なんと数メートル以上!とんどが燃え上がる様は、1年の災厄を祓うという伝承も納得の迫力ある光景です。

振る舞いも楽しみのひとつ!
とんど焼きには観光客も参加

とんど焼きは通常、早朝の日が昇る前に行われますが、地元の住民だけでなく、観光客も参加できるように二十四の瞳映画村では朝10時より開催しています。山伏が法螺貝を吹いて村内を練り歩き、結界を切った後にとんどへ点火します。とんど焼きの残り火で、お餅やみかんを焼いて振る舞うおもてなしも行っていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

二十四の瞳映画村「とんど」の基本情報

2016年10月27日 公開

場所 香川県小豆郡小豆島町田浦

日程 1月15日

お問い合わせ二十四の瞳映画村
TEL:0879-82-2455

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